EVENT・SEMINAR

2020.12.18 StartUp

【MONET LABO】第6回 Start UP:未来曼荼羅 X 道の駅によるアイデア創出

パートナー:株式会社電通デジタル サービスイノベーション事業部

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皆さまの事業アイデアを具体的な事業プラン策定へと導く「MONET Start UP」。今回は千葉県南房総市の「道の駅 とみうら 枇杷倶楽部」をビジネスフィールドに、近未来の事業構想に向けた発想支援ツール「未来曼荼羅」とMONETの提供サービスを活用し、自社がMaaS事業でどのような事業を興せるかを考えるワークショップを開催しました。

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未来曼荼羅は、近未来に起こることが予想される60の「未来トレンド」がまとめられた発想支援ツールです。電通と電通デジタルが共同でリリースし、2010年から半年に1度更新されています。

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今回のワークショップの大きな特徴は、地域創生拠点となるモデル駅に選定されている「道の駅 とみうら 枇杷倶楽部」にビジネスフィールドとして協力いただく点にあります。地域の問題や運営の課題といった現場の生の声がわかる講演など、実践に近い具体的な取り組みができるようプログラムが構成されています。

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当日のファシリテーターとして、未来曼荼羅の編集を担当する電通デジタル サービスイノベーション事業部コンサルティングディレクターの加形拓也氏を迎え、ワークショップの前後も含めて運営をサポートしていただきました。

事前ワークから未来曼荼羅を活用する

今回のワークショップは半日かけて行いますが、参加者には事前ワークとして、道の駅に関する情報のインプットや未来曼荼羅を使った未来トピックの抽出などをしてもらいました。

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コロナ禍の影響で変わる市場と地域創生のビジネスチャンスを考える

ワークショップ当日は、枇杷倶楽部駅長の鈴木洋一氏より、枇杷倶楽部の取組みと課題について講演いただきました。

枇杷倶楽部は「産業と文化の振興拠点・情報の発進基地」になることを目標に、特産の枇杷加工事業と商品開発、地域資源を活用した体験型観光農業など観光客誘致に積極的に取り組んでいます。

例えば観光事業では、団体の一括受発注システムと個人型ツアーシステムを導入しており、ツアーに関わる全てを手配していますが、現状は新型コロナウイルスの影響で個人型へのシフトを余儀なくされています。

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そこで、これまで取り組んできた団体の一括受発注のノウハウを活かし、個人版の一括受発注システムの開発を進めています。
これまで電車や高速バスを利用される個人旅行のお客様からは、移動が不便といった声があり、南房総地域を1日楽しめるコースなどを組んで販売する予定です。

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また、農産物流通システムと移動販売についても、推進する背景や生じている課題、これから目指す展開や目標数値などが紹介されました。

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参加者はこうした生活者の未来変化と道の駅の課題から、グループワークで南房総市のビジネスチャンスを導き出し、個人ワークでビジネスチャンスを解決する自社としての事業を検討しました。

最新のMaaSに関する情報とMONETの事業開発ツールを紹介

プログラムの後半は、モビリティ専門ニュース「LIGARE(リガーレ)」を発行する株式会社自動車新聞社代表取締役の井上佳三氏を講師に迎え、MaaSビジネスをテーマに幅広くお話がありました。

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各自治体や企業で実施されているMaaSの取り組みやサービスの紹介、それらで使われている技術の解説など、ニュース媒体ならではフットワークで集められた最新情報が紹介されました。

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さらに、自動運転、オンデマンド交通、移動サービスなどで、それぞれ先行している事例についても紹介。他にもエネルギーやエンターテインメント分野との連携といった、未来に向けて注目される話題など、アイデアワークにつながる情報が数多く提供されました。

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そしてMONETからも、MONETマーケットプレイスやMONET MaaSコンバージョンなど、MONETが提供するアセットについて紹介し、各社のMaaS事業を実現する技術として検討いただきました。

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参加者はこれらのインプットされた情報を元に、南房総市と道の駅の課題を解決するための、自社のアセットを活用したMaaS事業を検討し、最後にそれぞれのアイデアを発表してプログラムを終了しました。

未来の生活者をイメージしてビジネスを考えることが重要

本ワークショップは実際にある事業を元に解決策を考える作業のように見えますが、未来を起点に“未来の生活者ファースト” でMaaSビジネスを考えることを目標に構成されております。加形氏は「未来を描く上で細かな予測に意味はなく、自分たちの企業がどのような未来をつくりたいか、未来の生活者をイメージし、ビジネスを考えるのが重要」だと言います。

半日かけてインプットとアウトプットを繰り返す作業を集中して行い、様々な参加企業からアイデアを聞くという機会は、参加者の皆さんにとって大きな刺激になったのではないでしょうか。

今回のStartUP共創編、いかがでしたでしょうか。
MONETではMaaSの事業開発を加速させるためのプログラムをパッケージとした「MONET LABO」を昨年10月に発表いたしました。StartUPプログラムもMONETLABOが提供するサービスの1つです。

今後も先進的なワークショップで実績のあるパートナーの協力の下、企業の皆様の事業開発をご支援してまいりますので、気になる点などございましたら、お気軽にMONETコンソーシアム事務局までお問い合わせください。