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2020.11.17 MeetUp

【MONET Pitch #4】MONET LABO 近未来トレンドから事業を開発する!

株式会社電通デジタル サービスイノベーション事業部 事業部長/コンサルティングディレクター 加形 拓也氏

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第4回MONET Pitchは、MONET LABOが提供する事業開発プログラム「Start UP(共創編)/MaaSビジネス構想キャンプ」でも道案内人を務めていただく電通デジタル 加形拓也氏にご登壇いただきました。

MaaSビジネス構想キャンプ/未来曼荼羅について

株式会社電通デジタル サービスイノベーション事業部 事業部長/コンサルティングディレクター 加形 拓也氏

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加形氏は株式会社電通のマーケティング部門で、企業のマーケティング戦略や商品開発のサポートなどを担当し、2016年設立と同時に電通デジタルへ異動、現在、サービスイノベーション事業部のリーダーとして活躍しており、デジタル時代を見据えたサービスとDX(デジタルトランスフォーメーションに取り組んでいます。

また、東京大学先端科学技術研究センターと電通デジタルが共同で設立した「共創イノベーションラボ」の主任研究員として、スマートシティやモビリティなどの都市工学について研究活動を行っています。その経験から複数の自治体で顧問も担当し、ライフスタイルを変革するサービスの開発やそれらをサポートする活動を行っています。

「MaaSビジネスは移動だけでなく、地域の課題解決や新しいサービスを創り出すという点で、私自身が取り組んでいきたい領域でもあり、今回はチャンスをいただいたと考え、全力で取り組んでいきたい。」(加形氏)

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12/18実施「StartUP(共創編) MaaSビジネス構想キャンプ」では、自社アセットを活用したMaaS領域の新規事業を構想するプログラムを半日かけて行います。実践に近い具体的な取り組みができるよう、千葉県南房総市にある道の駅「道の駅 とみうら 枇杷倶楽部」をビジネスフィールドとし、MONETスターターキットを活用して、MaaS領域でどのような事業を興せるかを考えます。

当日のプログラムは、「道の駅の課題」、「MaaS領域のトレンド」、「MONETスターターキット解説」の[インプット]のフェーズと、電通保有のビジネス構想フレームを活用し、アイディエーションをする[アウトプット]のフェーズで構成されています。
各フェーズで様々な要素をかけあわせることで、自社のアセットをどう活かすかを考え、何ができるのか仮説を立てるところまで一気に行います。

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もちろんインプットによる知識のたし算だけで事業構想ができるわけではありません。知識を掛け合わせて社会課題に先んじて動くことが重要であり、それをどう具体化するかを考えていきます。そのために個人ワークでは社会課題を抽出するツールとして「未来曼荼羅」を使います。

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「未来曼荼羅」は電通グループ作成の中長期の未来予測トレンドツールです。将来を見据えたテーマや社会課題を組み合わせて選出した60テーマについて解説がまとめられており、データベースとして活用することができます。

今回使用する「電通未来曼荼羅2020 BEYONDコロナ」は、2020年5月に作成されました。これまでは「人口・世帯」「社会・経済」「地球・環境」「科学・技術」の4領域・60テーマをとりあげていましたが、コロナの影響を考慮して新たなテーマ8つを追加しています。

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未来曼荼羅では具体的なトレンドの解説に加え、これまでにどのような事業開発で活用されてきたのか事例を交えて紹介されました。

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他のシンクタンクが作成している未来予想との違いは、生活者の気持ちの変化やコミュニケーションにターゲットを当てて考察し、議論して詳細に解説していること。また、専門分野以外のテーマやジャンルを俯瞰することで、発想を拡げてもらえるようにしているとのことです。

加形氏は未来曼荼羅について、明確に未来がこうなると予測するというよりは、3〜5年で社会がどう変化し、人の気持ちがどう向いているのかベクトルを掴み取るツールであり、半歩先にいけるヒントとなる羅針盤のような使い方をするものだと説明します。

「未来を描く上で細かな予測に意味はなく、自分たちがどんな未来をつくりたいかを、未来の生活者とビジネスをイメージして考えることが重要です。MaaSビジネス構想キャンプでは未来を起点とするバックキャスティング型のアイディエーションワークを行い、ビジネスの方向性を見出し、地図を描けるようにすることを目指します。」(加形氏)

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キャンプ参加者は事前に説明会を行い、参加当日までに未来曼荼羅を元にした未来TOPICから社会課題を考える事前ワークを行います。当日の個人ワークでは未来に起こりうる社会課題を考え、全員で発表も行います。テーマは道の駅の課題解決ですが、「未来の生活者ファースト」でMaaSビジネスを考えるような構成にしています。

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加形氏は「今回のキャンプをこれまで自治体の予算作成なども担当してきた経験も活かし、より具体的で今後のビジネスのつながりを生み出すような場にしていきたい」と語っています。

今回のMONET Pitchはいかがでしたでしょうか? 12月18日開催の「StartUP(共創編)MaaSビジネス構想キャンプ」については、またあらためてこちらでも紹介する予定です。今後ともご期待ください。