EVENT・SEMINAR

2020.10.14 MeetUp

【MONET Pitch #2】「MONET LABO」始動!

PROGRAM 1 :
自動運転価値とMONET LABO
MONET Technologies株式会社 事業企画部 担当部長 手島 康伸

PROGRAM 2 :
Accenture x MONET LABO
アクセンチュア株式会社 ストラテージーグループ 自動車プラクティス 日本統括 矢野 裕真 氏

PROGRAM 3 :
MONET LABO概要
MONET Technologies株式会社 事業企画部 サービス企画課 仲田 邦彦

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第2回MONET Pitchは、開催当日の10月14日にリリースした「MONET LABO(モネラボ)」について、いち早くコンソーシアム企業のみなさまに詳細をご紹介しました。

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MONET LABO は MONET Technologiesが提供する、MaaS事業開発を加速するための法人向けプログラムです。自動運転社会の到来を見据えて、MaaSの事業アイデアを具現化することを目的としたもので、新たなモビリティサービス事業につなげる起爆剤として開発されました。

今回のMONET Pitchでは、3つのパートに分けてMONET LABOの内容をくわしく紹介しました。まず最初に、自動運転社会を見据えたMONET LABOのコンセプトと役割について。続いて、プログラムの目玉の一つであるプロフェッショナル・メンターに登壇いただき、どのようなサポートが行われるのか紹介しました。最後にMONET LABOの開発責任者より、提供される様々なサービスの内容についてご説明しました。

PROGRAM 1 :
自動運転価値とMONET LABO

MONET Technologies株式会社 事業企画部 担当部長 手島 康伸


MONET Technologies(MONET)では、自動運転をモビリティサービスが爆発的に普及するカギであると考え、自動運転化により生まれる事業機会を見据え、MONET LABOを通じて法人向けに事業開発プログラムを提供していきます。自動運転が生み出す価値は非常に大きく、今までの常識が根底から覆されるようなビジネスチャンスが拡がっていると考えています。

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自動運転によって創出される、「移動」「共有」「空間」「センサー」「資産」という5つの価値に着目し、またそれぞれにどのような市場背景や事業参入の動きがあるかご説明させていただき、自動運転が創出する具体的なユースケースを探ります。

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共有価値としては、例えば、朝はロボットタクシーや病院シャトル、お昼はデリバリーとロボットタクシーでの貨客混載、そして日中帯は移動オフィスなど、1台の車両が様々なユースケースを実現できるようになると、1台の車両を複数の事業者間でシェアして活用することが可能になります。事業者にとっては必要なときに、必要な分だけ利用することができ、コスト削減などが見込めます。

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空間価値としては、一つの事例として、自動運転化により車の中で完全にプライベートな空間となることを活かすユースケースが生まれます。「プライベート性が担保された場所の確保が困難」、また「顧客の時間確保が困難」という課題を持っている、不動産・保険・金融・人材など様々な業界で、移動商談スペースとして活用することが期待されます。

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資産価値としては、今までは思いもしなかったような価値が誕生します。個人向け・利用型の可動産投資では、個人が保有する自動運転車の遊休時間に、自動運転車がロボットタクシーとして稼働し、稼いでくるというユースケースが誕生する可能があります。

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「自動運転ビジネスに対しては、GAFAMらテックジャイアントがすでに大胆な動きを進めており、ますます勢いを加速させると見られています。そうした中で新たなモビリティサービスを開発するには圧倒的なスピードが必要であり、共にビジネスやアイデアをエンパワーメントするためにMONET LABOを活用してほしいという想いがあります。」(手島)

MONETでは、自動運転時代を見据えたバックキャストとしてロードマップを描き、今後も様々なサービスを企画、提供していきます。

PROGRAM 2 :
Accenture x MONET LABO

アクセンチュア株式会社 ストラテージーグループ 自動車プラクティス 日本統括 矢野 裕真 氏

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MONET LABOでは「アイデアを創る」「アイデアを磨く」「パートナーを見つける」をキーワードに、ワークショップの開催、パートナーのマッチング機会やモビリティ最前線レポートの提供など、様々なサービスを用意しています。

モビリティサービスの事業開発を支援するために、約40名のプロフェッショナル・メンターに参加いただき、ビジネス開発、サービス開発、プロト開発と、企業のニーズに合わせてアドバイスやサポートが受けられるよう、マッチングの機会を提供します。

今回は、プロフェッショナル・メンターの一人であるアクセンチュアの矢野 裕真氏より、モビリティサービスのビジネス展望とMONET LABO事業開発メンターとして提供可能な価値についてお話いただきました。矢野氏はこれまでに数多くのモビリティ事業を支援された実績があり、「モビリティ3.0」の著者としても知られています。

「ここ数年CASEが普及する中で、様々な事業者の新ビジネスとアライアンスの推進を支援してまいりました。モビリティビジネスは持続的な収益の獲得が難しいと思われる中、MONET LABOを通じて我々の知見を提供し、自身にとってもある種のライフワークとしてモビリティサービスの普及に貢献したいという思いからメンターに参加しました。」(矢野氏)

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アクセンチュアは新たなモビリティサービスの開発においては、移動だけでは解決できない、車両開発や街づくり、航空や電鉄との連携、金融から不動産、エネルギーまで幅広い事業との連携が必要になると位置付けています。モビリティ分野だけでも国内に200名を越えるエキスパートが在籍し、多方面から関わっています。

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メンターとして提供可能な価値としては「モビリティビジネスにおける知見」「モビリティ周辺業界における知見」「事業化における実装/実務能力」「クライアント・パートナーネットワーク」の4つを挙げています。モビリティビジネスや周辺業界に対して長年の知見があり、アクセンチュアグループや豊富なネットワークを通じた支援もあわせて行うとしています。

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例えば、モビリティビジネスに対しては、都市・地方郊外双方で新たなビジネスを立ち上げるアドバイスを行ってきた事例が紹介されました。同じ事業でも都市と地方では条件が異なり、データを用いて利便性などの問題点を分析して整理し、開発の方向性や要点をアドバイスしているとのこと。また、自動運転バス事業のような先進的な事例にも関わっており、それらで得られたデータをエビデンスにした提案も行っています。

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モビリティの新しい価値として空間の提供や顧客獲得コストの代替、D2Cからの提案といったアプローチについて、アクセンチュアでは数多くの知見があります。自治体をモデルとしたモビリティビジネスでは自治体を含む様々な企業パートナーとのネットワークづくりでも協力を推進しています。

スマートシティの中核となる都市OSの普及に伴う周辺ビジネスの拡大では、会津若松市と連携した実績があり、都市のスマート化に伴う医療、旅客、物流といった様々なサービスと連携したインフラ構築なども行っています。「モビリティだけでなく、スマートシティ化が進む中で、街の価値そのものを向上させるアイデアやサービスについてもサポートしたいと考えています。」(矢野氏)

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アクセンチュアならではの支援として紹介されたのがデータの活用に関するサポートです。国内最大級ともいえる1,300名以上のデータサイエンティストを有する組織「Accenture Applied Intelligence(アクセンチュア・アプライド・インテリジェンス)」を通じ、新しいサービスソリューションを作る取り組みを幅広く支援します。その事例として、トヨタ、Japan Taxi、KDDIと4社で取り組んだAIを活用したタクシー配車支援システムで、AI分析アルゴリズムの開発を担当していることが紹介されました。

その他にも共創イノベーションの推進を担う「Accenture Ventures」というグローバルな組織があり、国内外の企業をマッチングする場合の相談にも対応できるということです。

「先ずはビジネス企画から入るのがスタンダードですが、弊社にはサービス開発やプロト開発についてもエキスパートがおりますので、いずれも対応可能です。アイデアはあるもののどのようにビジネスを進めればいいかわからないといった相談でも結構です。一方的にアドバイスするというよりは、お互いに意見を出し合って事業につなげていきたいと考えています。」(矢野氏)

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アクセンチュアからは矢野氏を含めた3名がプロフェッショナル・メンターとしてMONET LABOに参加します。

PROGRAM 3 :
MONET LABO概要

MONET Technologies株式会社 事業企画部 サービス企画課 仲田 邦彦


最後にMONET LABOの開発責任者よりMONET LABOの概要について紹介しました。

「MONETコンソーシアムは、モビリティイノベーションを実現する仲間が集い、つながる場として発足し、現在600社を越える企業が加盟していますが、次のステップとして、MaaSの事業プランに対する専門的知見を得たい、アイデアを実現するパートナーを見つけたいといった声が高まっています。MONET LABOはまさしくそうしたご要望に応えるために開発しました。」(仲田)

MONET LABOでは「アイデアを創る」「アイデアを磨く」「パートナーを見つける」という3つのキーワードで、以下の5つのサービスを提供します。

1. 人間中心イノベーションの事業開発ワークショップ
2. プロフェッショナル・メンターからの事業開発サポート
3. ビジネスパートナー・フィールドとのマッチング機会
4. 会員限定コミュニティ「オンラインサロン」
5. モビリティサービス最前線レポート

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「人間中心イノベーション」の事業開発ワークショップは、異業種参加型のワークショップで、サービスデザインと実証計画の策定をテーマにした「自社開発型」と、フィールドと課題を共有しアイデアを創出する「共創型」の2種類を用意しています。

また、アクセンチュア矢野氏をはじめとするプロフェッショナル・メンターとのマッチング機会に加え、MONETコンソーシアムに加盟されている600以上の企業やMONETが連携する全国の自治体とのマッチング機会を提供します。さらに、MONET LABO会員のみを対象としたコミュニティ「オンラインサロン」へのご招待、MaaSや自動運転に関する最新情報をまとめたモビリティ最前線レポートのご提供といったサービス内容となっております。

「従来のMONETコンソーシアム活動は今後も継続しますので、Meet UPには引き続きご参加いただけます。MONET LABOはそれに加えて最大限のサポートを行うパッケージと位置付けていますので、ご興味がある方はぜひご検討ください。」(仲田)

今回のMONET Pitch、いかがでしたでしょうか? 参加者からはMONET LABOに対して予想を超えるたくさんの質問が寄せられ、時間内に回答することができませんでしたが、今後も引き続きMeet UPの場を通じてご紹介しますので、どうかご期待ください。