EVENT・SEMINAR

2020.07.08 MeetUp

Expert Pitch #1 Withコロナ時代のMaaS戦略

国内外の先端事例から考える、新型コロナウィルスとMaaSの向き合い方
パートナー:計量計画研究所 牧村和彦氏

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コロナ禍での安全対策として2回目のオンラインMeetUPとなった今回は、なんと200社ものコンソーシアム企業様にご参加いただきました。

Withコロナ時代、MaaSはどうなる?

MeetUPテーマは「コロナ×MaaS」。
 

多くの業種におかれまして、様々な対応が迫られている中、他社の状況や取り組みを知りたいという方も多いのではないでしょうか。 
 

前回、一部コンソーシアム企業様をお呼びして開催しましたMeetUP『Withコロナ時代のMaaS戦略』、大好評につき内容もアップグレードの上、再度、MaaS分野の第一人者である計量計画研究所・牧村和彦氏にご登壇いただきました。

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牧村氏からは、国内外多くの事例と共に、MaaSの本質や今後のMaaSとの向き合い方のヒントとなるお話を伺いました。

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フォルクスワーゲンの乗り合い型のデマンドサービスがハンブルグで再開
出典)MOIA公式サイト

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初めに世界各都市で人の移動量がコロナ前へ向け回復傾向にある現状についてのご紹介。さらにフォルクスワーゲンの乗り合い型専用に開発されたMOIA車両、フランスやドイツのMaaSアプリ、Googleの自動運転などを例に、世界各地でMaaSプレイヤーはサービスを再開しており、エビデンスベースでMaaSの機能や価値が再認識されていることが分かりました。

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また、パンデミックの中で新たに生まれたり進化順応したビジネスも紹介されました。例えば移動と飲食が一体になったことでバス利用者の減少を防いだ小田急MaaS、バス運行とUberやLyftなどの配車サービスを上手くマッチさせたマイアミの夜間運行支援の事例が挙げられました。さらに3密を避けるという視点から、ドアtoドアのシャトルサービスで話題のnearMe.や、Transitのように混雑情報を考慮した情報を発信するルート案内サービスも広がっています。今後は、「レジリエントMaaS」をキーワードに、中量輸送の弱点を様々なモビリティで補完し地域の足を守ることや、「疎密」情報、移動の信頼性を高めるトレーサビリティの組み合わせも重要になっていくようです。

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後半ではMaaSの本質に立ち返りながら世界の最新動向と共に、withコロナ時代のMaaS戦略について考えました。現在世界では社会的・物理的な距離を担保した新たな街づくりがスピーディーに進められています。パリやニューヨークでは広大な自転車専用レーンや歩行空間の確保、移動と密接な関係である飲食の崩壊を防ぐためレストランへ街路空間を解放する動きがあります。このような自粛モードを緩和し街の賑わいを取り戻す移動支援は、日本でも様々な政策が進行中。今後のMaaS展開はより拡大されていくようです。
 

QAタイムでは参加者からは多くの質問が。コロナを受けてドローンのMaaSにおける可能性の変化、コロナ禍でMaaS利用者が増した理由、5年10年先を見越すとコロナならではの事業にどこまで踏み込むべきか?など様々な質問が寄せられ、理解が深まる非常に有意義な時間となりました。

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視聴された企業様からの代表的な声

「公共交通機関を補完する役割としての事業者の必要性を認識しました」
「フランスでコロナ禍で10万人もの自転車利用というデータに驚きました」
「興味深かった。今後は、Afterコロナや自動運転なども是非テーマに取り上げてほしい」
「オンラインながら、視聴者参加型の投票などもあり、リアルに実感できて面白かった」
「コロナ終息後も、オンライン、オフラインを並行して開催してほしい」
 

オンライン開催となり多くの企業様にご参加いただけたMeetUP Expert Pitch。
 

今後MeetUPは「Expert Pitch」「Corporate Pitch」「MONET Pitch」の三軸で展開していきます。それぞれ他では得られない様々な情報と機会をお届けしていく予定です。皆さま、是非奮ってご参加願います。

※次回は9/4に更新予定。第1回CorporatePitch(日本マイクロソフト株式会社)についてお届けします。お楽しみに!